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2012年12月31日

性転換カップルの嫡出子問題(AID問題)

今月、東京高等裁判所より、性転換カップルの子どもに対しての嫡出子問題についての裁判がありました。

性同一性障害で女性から男性に戸籍を変えた夫とその妻が、
第3者の精子を使い人工授精によって子どもをもうけた場合、

法律上、夫婦の「嫡出子」として認められるのか?
と問題提起されたものです。

同様の事例は、過去6例ほどありますが、
法律上の夫婦の「嫡出子」と認められていません。

※「嫡出子」とは、日常生活馴染みがない言葉ですが、
簡単に言うと夫婦間の子どもにできた子ども。
妻が婚姻後に懐胎しその婚姻中に生んだ子になります。
戸籍上、嫡出子の場合、父母との続柄欄は長男(二男)」,「長女(二女)」等と記載されますが、
嫡出子の場合、、「男」又は「女」と記載されます。

結局、今回も戸籍変更を変えた場合のカップルにできた子どもは、嫡出子と認めないというものでした。

法務省の解釈は、生物学的な関係の有無を決めてにしているそうです。

これまで、第3者の精子を提供され、人工授精によって生まれてきた子どもでも、
夫が生来男性の場合には嫡出子として受理されてきた経緯があります。

なぜでしょうか?この場合、生物学的関係は一切ありません。

なんで自分たちの子と受理されるかは、
人工授精の事実まで届けることなく出生届しているからです。
要するに、他人の精子を使ってできた子どもだと余計なことを言わないからです。
だいたいそこまでわからないですしね。

民法722条は、「妻が婚姻中に懐胎した子は、夫の子と推定する」としています。
これが、嫡出子ということになります。

戸籍変更した性同一性障害のカップルの場合、
人工授精したかどうかは明らかなので、
嫡出子と認めないのでしょう。

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posted by 整形美人 at 21:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 性同一性障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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