診療のご案内 自由が丘MCクリニック03−3717−3514 <クリニックへの道順> 当院は完全予約制です。 性同一性障害の方のために治療をしております。 院長/医学博士 大谷 伸久メール相談も受付けています。 clinic☆dr-otani.com (☆を@に置き換えてください)

2012年08月17日

男性ホルモン値の意味

みなさん、たまに血液検査をしていると思いますが、
たいてい注射後、125rなら2週間後、250rなら3,4週間後に採血することが多いかと思います。

前回も書きましたが、250rで例に取ると3,4週間でほぼ吸収されますから、
採血したときの結果は、当たり前ですが、男性ホルモン値はかなり低いです。
注射してからホルモン値は、次のように推移していきます。

ホル250.jpg

この場合、250rを注射して、3週間後にはかなり低いです。
実際には、1ng/ml以下のはずです。

男性ホルモンがどの程度でなくなってしまうかは、あくまでも個人差があります。

次のグラフを見てください。
グラフの黒の実線は、3週間で男性ホルモンの濃度はほぼ0ゼロに近くなります。
赤の実線はどうでしょう?
3週目でも、結構男性ホルモンが残っています。
いちがいに言えませんが、このような場合はもう少し打つ間隔を伸ばしてもよいかもしれません。

ホル.jpg

このように、注射する間隔がどの程度がいいかがわかります。
125rを注射して2週間後の値、250rを注射して3,4週後の値があまり高すぎてもよくないです。

男性ホルモンの基準値 その1

男性ホルモンの基準値 その2

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いつも読んでいただいてありがとうございます。
ぜひ、クリックもお願いします!
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 性同一性障害へ
人気ブログランキングへ


Twitter
posted by 整形美人 at 21:04| Comment(2) | TrackBack(0) | 男性ホルモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めまして。
このような記事、とても参考になります。
ありがとうございます。

注射での適切な間隔を見極めることに苦労しているのですが、この記事のように値が低くなる時を見定めて次を打つとの事ですが、250mgですとグラフでいう増減の振り幅が大きいですよね?
そのような極端な値の変化は身体に負担をかけたりはしないのでしょうか?
Posted by MO at 2013年03月21日 02:19
いつも読んでいただきありがとうございます。

おっしゃる通り、250rだと振り幅が大きくなるので、多少負担はかかります(理論上は)。

実際のところ、2週間に125r、1回というのが、血中濃度も安定します。

ただ、現実的に生活背景(定期的に来れないとか)などから、2週間に1回は無理という方も多いでしょう?

岡山大学で調査した結果、2週間で125rが適当である、というのが発表されました。

このことも後日記載するつもりです。
Posted by オオタニ at 2013年04月28日 23:06
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック