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2016年09月22日

セックスのときのFTMの気持ち、MTFの気持ち

オランダの医学研究チームは、カップルに性行為をしてもらって、男女のそれぞれの脳をPETと呼ばれる断層装置でスキャンする実験をした。さすがオランダ。性に関しては、かなり進んでいる国です。

脳の代謝や血流の変化を、脳内で血流で増えているところがあれば、そこがさかんに活動していることが確認できるというものだ。

脳のスキャンの結果、性的興奮からオーガズムまでの男女の脳の活動は、共通点も違いもあることがわかった。

男女の脳のもっとも違うところは、男性は、右脳の視覚と触覚の領域の活動が目立ったという。男性のセックスが女性より視覚が優位になるのはこのためだと思われる。

一方、女性の脳は、左脳の感覚と運動の領域の活動が目立った。パートナーに性器を刺激されているときに、女性の運動領域が活発になるのは、女性の方が他者の立場に自分の身を置く能力が高いからだろう。

共通点はというと、男女ともにオーガズムの瞬間に、前頭の領域の活動が止まってしまう。どういうことかというと、衝動のが抑えきれなったり、食欲がなくなる。要は、自分を客観視できないおめでたい状態になるということだ。

男性が見る世界と女性が見る世界は、天と地ほど違っているというのは、これらの研究からも裏付られたわけです。

女性であることを男性は理解できるはずもないし、男性の脳や身体で生きることは女性は理解できるはずがないわけだが、男女がもっとも近づけるとき、それは、オーガズムのとき。男女ともに、脳の同じ領域が活動を停止してしまったから。

オーガズムの瞬間だけは、男性と女性の壁がなくなり、もっとも距離が近いわけなのです。

男女の違いというと、目に見てすぐわかるところだけでなく、普段何気ない手の指にも男女の違いがあるということをご存じだろうか?

手の薬指が人差し指が長いと、胎児のときにテストステロン(男性ホルモン)を多く浴びたときになるという報告がある。絶対ではないが、男性の場合に当てはまる。実際、当院でも、いろいろなFTMに手指を見せてもらったら、薬指の方が長い人が多かった。

性同一性障害は、生物学的性と違った心を持っているわけだが、その心もセックス時も当然、MTFなら女性の感じ方、FTMなら男性の感じ方なのだろうか?(この研究は残念ながらない)

みなさんはセックス時どうですか?
視覚で楽しむ?それともパートナーの立場でわが身を置く?

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posted by 整形美人 at 01:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 性同一性障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする